将棋には反則になる手があります。
二歩
代表的な反則のひとつ。
縦の列(1筋や2筋などといいます)に歩を二枚並べることはできません
7筋の灰色のところは反則となります。
3筋のところは「と金」がありますが、それは「歩」ではないので二歩にはなりません
打ち歩詰め
王様を詰ますときに持っている歩で最後詰め上げると反則になってしまいます。
下の図で▲1二歩と打つことはできません。
また、盤上にある歩を進めて王様を詰ます場合には反則になりません。
絶対に動けない場所に駒打ち
持ち駒を打つときにはその駒が動ける場所がある所に打たなければ反則となります
下の図で7筋8筋9筋の桂馬・香車・歩はそれぞれ動けないので反則となります。
1筋の歩は現在は動けない状態ですが金が動けば動くことができるので、ここに打っても反則にはなりません
連続王手の千日手
千日手とは同じ局面が続いて出現して手を変えなければいつまでも指し続けられる状態になることです。
手を変えると負けになるとみるとお互い変えられない状態となり千日手となります。
その千日手の際王手が連続で続く形の場合、王手をかけている側の負けになり手を変えなければなりません
途中で王手にならない手が挟まる場合は連続王手にならないので問題ありません